最近は、新規の老人ホームの建設が増えています。新規の老人ホームと既存の老人ホームでは違いがあるようです。
新規の老人ホームは、もちろん新築なので、既存の老人ホームより、施設も設備も新しく、きれいです。最初は入居している人数は多くないので、入居者一人に対し、スタッフがサービス提供できる時間が多く、サービスを普段より手厚く受けられる可能性があります。しかし、開設したばかりなので、スタッフもまだ不慣れで、きちんとしたサービスを提供できない場合が考えられます。また、サービスや雰囲気などの老人ホームの特徴が固まっていないので、見学や体験入居を行った場合、老人ホームの中身を把握しづらいことがあります。新規の老人ホームは、以前からの入居者がいませんので、人間関係は入居者もスタッフも、いちから築きあげることができます。
既存の老人ホームは、以前からの入居者がいますので、入居者同士の人間関係ができています。新しい入居者は、その中に途中から入ることになります。既存の老人ホームのスタッフは、施設や設備をよくわかっているので、サービスがしっかりしています。そのため、体験入居や見学で、老人ホームの雰囲気や特徴をしっかり把握できます。
老人ホームをおおまかに分けてみると、公的老人ホームと有料老人ホームに分かれます。公的老人ホームは、公的機関が運営する老人ホームのことです。それに対して、有料老人ホームは、民間企業や団体が運営する老人ホームを指してます。有料老人ホームは少し前は、お金持ちの老人のための施設というイメージがありました。しかし、2000年より介護保険制度からの給付が行われたことにより、入所しやすく、身近なものになってきました。
有料老人ホームの場合は、入居した老人の方々が快適に暮らせるように、食事や掃除などの日常生活上必要な事の支援や、介護サービスを受けることのできる施設なので介護福祉施設とは違います。また、有料老人ホームの定義というものがあります。「10人以上の老人を入居させ、食事の提供その他の日常生活上必要な便宜を供与することを目的とする施設で老人福祉施設でないもの」とされていました。しかし、2006年4月に大きく変わりました。
人数の制限としては10人以上というものがなくなりました。例えば、1人の施設でも老人ホーム扱いになります。サービスについても食事の提供や入浴・排泄または食事の介護、掃除・洗濯等の家事、健康管理のいずれかを提供していれば、有料老人ホームとなります。サービスを他に委託して提供する場合も含みます。有料老人ホームは健康型有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、介護型有料老人ホームの3タイプに分かれてます。
有料老人ホームを見学した場合に、担当者から色々な説明を受けることになります。もちろんパンフレットやホームページなどでも事前に情報を得ることができますが、それでも疑問に思うこともありますし、わからないということもたくさんあります。その場合には必ず質問をして納得するまで説明を求めることが大切だといえます。
有料老人ホームは主に民間業者が運営しているものです。そのため、利用者にいかに入居してもらうかを考えています。もちろん質問されなければ都合の悪いことなどはわざわざ説明しないのが現実です。こちらから質問しなければ、有料法人ホーム側にとって都合の良いことしか説明しないことが多いでしょう。
そのため必ず疑問に思っていることや分からないことは質問しましょう。「こんなことまで聞いても良いのだろうか?」と思うことでも何でも聞いても大丈夫でしょう。逆に質問に対してその回答が曖昧な有料老人ホームは、入居した後もトラブルが生じることもありますので注意が必要となります。有料老人ホームを選ぶときは慎重に事を運びましょう。
有料老人ホームの見学のポイントについてご紹介します。有料老人ホームを選ぶときには一番大切で欠かせないことが「見学」ですよね。有料 老人ホームはホームページやパンフレットだけの情報をみて決めるのではなくて、必ず入居者や家族の方が見学をして比較したり検討することがとても重要となります。実際に有料老人ホームを見学することによってホームページやパンフレットなどでは分からない多くの情報を得ることができます。
そのため時間が許すのであればできるだけたくさんの有料老人ホームを見学することをおすすめします。やみくもに見学してもあまり意味はないといえますので見学する際のポイントを確認しておきましょう。まずはメモをとるようにしましょう。有料老人ホームを見学するときには、筆記用具を持参してホームの担当者の方からの説明や自分たちが感じたこと、また思ったことなど、細かい所までメモをとるようにしましょう。
人間の記憶は曖昧なものです。複数の有料老人ホームを見学していけばどのような感じだったかを思い出すことができなくなってしまいます。細かいことでもなんでも気付いた事や感じた事をメモにとっておきましょう。もしも施設内の写真撮影が許可されるときには写真に残しておくと良いでしょう。その場合は施設内だけでなくて近隣の写真も撮っておくと良いですね。