有料老人ホームは、ほとんどが民間運営です。特別養護老人ホームなどのような公的機関ではないので、経営不振や倒産の危険性があります。経営状況を知ってもらうために、貸借対照表や損益計算書などの財務諸表や決算書をすすんで開示している有料老人ホームもあります。これは、大きな指標となり、とても重要なことですので、確認が必要です。また、現在運営中の有料老人ホームでは、入居率がどのくらいかも重要です。
有料老人ホームの運営について、経営体質も大切です。過去のトラブルや有料老人ホームでは応えることのできないニーズなどを実際の例や数値を挙げて説明をしている有料老人ホームは信頼がおけると思います。また、有料老人ホームの入居者が直接不満を伝えられる場を設けたり、家族との懇談会などを定期的に催していることも大切です。遠方の家族のために、「便り」を出している有料老人ホームもあり、入居をする前だけでなく、入居後にもしっかりと情報を提供している有料老人ホームは運営にも信頼が持てます。
有料老人ホームの雰囲気やスタッフの態度、電話対応や説明の仕方などに施設の経営者の理念などが、出てきます。見学に行ったときなどに、注意して見てみましょう。有料老人ホームの運営について、少しでもわからないことや不安があれば、遠慮なく質問しましょう。
介護支援専門員とも呼ばれ、介護の専門職のひとつです。各市区町村から委託を受け、要介護認定の申請に必要な訪問調査を行います。また、要介護の認定後は、ケアプランの作成をします。要介護者本人の心身的状況や生活状況などを理解し、どのような介護をどのくらい必要か、最適なケアプランの作成が求められます。その他の業務として、介護サービスがケアプランに沿って提供されているか確認したり、要介護認定の申請援助などがあります。また、ケアマネージャーの資格は、2004年から施行された「介護保険法」により、公的な資格となりました。
訪問介護の際、要介護者の自宅に訪問し、実際にサービスを行う人のことで、訪問介護員とも呼ばれています。ホームヘルパーは、大きく分けて、介護保険制度でのヘルパーと、障害者支援費制度でのヘルパーに分けられますが、介護保険制度でのヘルパーが圧倒的に多いです。公的な資格ではなく、ホームによっては資格のない、介護スタッフもいます。ホームヘルパーは3段階に分かれ、掃除や洗濯などの家事支援を行う3級、おむつ交換や排泄、入浴、食事介助などの身体介護の介助を行う2級、ヘルパー管理ができる1級があります。ホームヘルパーは老人保健施設や特別養護老人ホーム、療養型病院、デイサービスセンター、訪問介護事業所などさまざまな場所で活躍しています。また、知識や記述を生かして、ボランティア団体で活躍するヘルパーさんもいます。
要介護者に対し、生活上の援助を行う国家資格です。介護についての専門的な知識や技術を持ち、必要に応じて、介護者の能力の維持や回復の援助をしながら、自立への支援を行います。食事、入浴、着替えなどのサポート、掃除・洗濯などの家事援助、通院の付き添い、外出や送迎、緊急時の対応、要介護者の家族への助言など、幅広い業務をこなします。介護福祉士は、特別養護老人施設や介護老人施設、訪問看護やデイサービス施設、病院など、介護に関するいろいろな現場で活躍しています。介護福祉士になるには、高等学校卒業または同等以上の後、専門機関で2年以上専門教育を受け卒業するか、実務経験を3年以上行い、介護福祉士の国家試験を受け合格する必要があります。