有料老人ホームの立地条件はとても重要です。有料老人ホームに入居後、1日中施設で過ごさなければならないわけではありません。自立した人は自由に散歩や買い物に行くことができますし、要支援や要介護の人も、家族や有料老人ホームのスタッフと一緒に外出することができます。有料老人ホームの理想の立地条件は、入居者ごとに違います。自然がたくさんあるところが良いという人がいれば、繁華街のにぎやかなところが好きという人もいます。入居者の気持ちを考えて選ぶ必要があります。
また、有料老人ホームの立地条件として、近くに家族の住まいがあるかないかは、大切です。家族の住まいが近い場合は、頻繁に入居者に会いに来ることができ、入居者本人も安心します。しかし、家族の住まいが遠い場合は、頻繁に訪問することが難しくなります。その他にも、散歩しやすい公園などがあるか、ちょっとした買い物に適したお店が近所にあるか、娯楽施設は周辺にあるか、有料老人ホームの周辺の雰囲気はどうか、など、チェックが必要です。また、周りの道路の交通量や歩きやすさ、歩道の有無、歩道の幅、車椅子でも歩行可能かなどの確認も必要です。また、入居者にとって、有料老人ホームの立地に対し不都合なことがある場合、それに対し施設側が対処している場合があるので、確認してみましょう。
介護支援専門員とも呼ばれ、介護の専門職のひとつです。各市区町村から委託を受け、要介護認定の申請に必要な訪問調査を行います。また、要介護の認定後は、ケアプランの作成をします。要介護者本人の心身的状況や生活状況などを理解し、どのような介護をどのくらい必要か、最適なケアプランの作成が求められます。その他の業務として、介護サービスがケアプランに沿って提供されているか確認したり、要介護認定の申請援助などがあります。また、ケアマネージャーの資格は、2004年から施行された「介護保険法」により、公的な資格となりました。
訪問介護の際、要介護者の自宅に訪問し、実際にサービスを行う人のことで、訪問介護員とも呼ばれています。ホームヘルパーは、大きく分けて、介護保険制度でのヘルパーと、障害者支援費制度でのヘルパーに分けられますが、介護保険制度でのヘルパーが圧倒的に多いです。公的な資格ではなく、ホームによっては資格のない、介護スタッフもいます。ホームヘルパーは3段階に分かれ、掃除や洗濯などの家事支援を行う3級、おむつ交換や排泄、入浴、食事介助などの身体介護の介助を行う2級、ヘルパー管理ができる1級があります。ホームヘルパーは老人保健施設や特別養護老人ホーム、療養型病院、デイサービスセンター、訪問介護事業所などさまざまな場所で活躍しています。また、知識や記述を生かして、ボランティア団体で活躍するヘルパーさんもいます。
要介護者に対し、生活上の援助を行う国家資格です。介護についての専門的な知識や技術を持ち、必要に応じて、介護者の能力の維持や回復の援助をしながら、自立への支援を行います。食事、入浴、着替えなどのサポート、掃除・洗濯などの家事援助、通院の付き添い、外出や送迎、緊急時の対応、要介護者の家族への助言など、幅広い業務をこなします。介護福祉士は、特別養護老人施設や介護老人施設、訪問看護やデイサービス施設、病院など、介護に関するいろいろな現場で活躍しています。介護福祉士になるには、高等学校卒業または同等以上の後、専門機関で2年以上専門教育を受け卒業するか、実務経験を3年以上行い、介護福祉士の国家試験を受け合格する必要があります。