有料老人ホームの費用は、おおまかに「居住に関する費用」「生活のための費用」「介護・医療の費用」「その他の費用」などがあります。これらを「入居金・入居一時金」や「月額利用料」、「その他の費用」などに分かれた料金体系に分類され、支払うシステムになります。
有料老人ホームへ入居する時に最初に支払うことになる、入居金・入居一時金に含まれる費用は、ホームへの入居保証金、終身利用権、前払い分の施設利用料、介護一時金、入会金や施設協力金があります。入居金・入居一時金には、途中退去した場合、返金される部分と返金されない部分があります。また、施設によっては、入居金・入居一時金が0円というところもあります。しかし、その場合は毎月支払う費用に上乗せする形となり、毎月支払う費用の負担額が増えるのが一般的です。
毎月かかる費用には、居住費や管理費、食費などの月額利用料や、要介護と認定された場合は、介護サービス費が含まれる場合もあります。その他にも、追加サービス料や個別契約サービス料、通院や入院の医療関連費、オムツなどの介護用品費、趣味活動費、日用品代や電話代などが利用状況により徴収されます。有料老人ホームの費用は、入居金・入居一時金と毎月支払う費用にどのように振り分けて支払うようになるかは、施設によって、さまざまです。
介護支援専門員とも呼ばれ、介護の専門職のひとつです。各市区町村から委託を受け、要介護認定の申請に必要な訪問調査を行います。また、要介護の認定後は、ケアプランの作成をします。要介護者本人の心身的状況や生活状況などを理解し、どのような介護をどのくらい必要か、最適なケアプランの作成が求められます。その他の業務として、介護サービスがケアプランに沿って提供されているか確認したり、要介護認定の申請援助などがあります。また、ケアマネージャーの資格は、2004年から施行された「介護保険法」により、公的な資格となりました。
訪問介護の際、要介護者の自宅に訪問し、実際にサービスを行う人のことで、訪問介護員とも呼ばれています。ホームヘルパーは、大きく分けて、介護保険制度でのヘルパーと、障害者支援費制度でのヘルパーに分けられますが、介護保険制度でのヘルパーが圧倒的に多いです。公的な資格ではなく、ホームによっては資格のない、介護スタッフもいます。ホームヘルパーは3段階に分かれ、掃除や洗濯などの家事支援を行う3級、おむつ交換や排泄、入浴、食事介助などの身体介護の介助を行う2級、ヘルパー管理ができる1級があります。ホームヘルパーは老人保健施設や特別養護老人ホーム、療養型病院、デイサービスセンター、訪問介護事業所などさまざまな場所で活躍しています。また、知識や記述を生かして、ボランティア団体で活躍するヘルパーさんもいます。
要介護者に対し、生活上の援助を行う国家資格です。介護についての専門的な知識や技術を持ち、必要に応じて、介護者の能力の維持や回復の援助をしながら、自立への支援を行います。食事、入浴、着替えなどのサポート、掃除・洗濯などの家事援助、通院の付き添い、外出や送迎、緊急時の対応、要介護者の家族への助言など、幅広い業務をこなします。介護福祉士は、特別養護老人施設や介護老人施設、訪問看護やデイサービス施設、病院など、介護に関するいろいろな現場で活躍しています。介護福祉士になるには、高等学校卒業または同等以上の後、専門機関で2年以上専門教育を受け卒業するか、実務経験を3年以上行い、介護福祉士の国家試験を受け合格する必要があります。