有料老人ホームへ入居するためには、高額な資金が必要になります。自分にどのくらいの財産があるか、また、有料老人ホームのために、どれだけ使えるか資金計画をたてることは、とても大切です。資金計画は、まず、自分の資産や財産の把握をします。家や土地などの不動産の売却金や預貯金の総額資産から、家族への相続分と、入院や介護費などの臨時費用を差し引いた残りの金額が、入居一時金に充てられる資金になります。
資金計画で忘れてはならないのは、毎月かかる費用です。入居一時金は用意できても、毎月の支払いができなければ、入居はできません。毎月かかる費用は、月額利用料だけでなく、その他にも別途かかる費用も考える必要があります。年金や、家族からの援助金などから、毎月支払うことのできる限度額を算出します。また、入居一時金に充てられる資金から、実際に入居一時金を支払い、残金が発生すれば、臨時の費用や毎月の支払いに充てることができます。
余裕のある資金計画を立てるには、有料老人ホームへの入居期間を予測することも大切です。平均余命を算出し、どのくらいの期間有料老人ホームへ住むことになるのか把握すると安心です。また、認知症の進行による退去など考えられるリスクを想定した資金計画をたてることも重要です。
介護支援専門員とも呼ばれ、介護の専門職のひとつです。各市区町村から委託を受け、要介護認定の申請に必要な訪問調査を行います。また、要介護の認定後は、ケアプランの作成をします。要介護者本人の心身的状況や生活状況などを理解し、どのような介護をどのくらい必要か、最適なケアプランの作成が求められます。その他の業務として、介護サービスがケアプランに沿って提供されているか確認したり、要介護認定の申請援助などがあります。また、ケアマネージャーの資格は、2004年から施行された「介護保険法」により、公的な資格となりました。
訪問介護の際、要介護者の自宅に訪問し、実際にサービスを行う人のことで、訪問介護員とも呼ばれています。ホームヘルパーは、大きく分けて、介護保険制度でのヘルパーと、障害者支援費制度でのヘルパーに分けられますが、介護保険制度でのヘルパーが圧倒的に多いです。公的な資格ではなく、ホームによっては資格のない、介護スタッフもいます。ホームヘルパーは3段階に分かれ、掃除や洗濯などの家事支援を行う3級、おむつ交換や排泄、入浴、食事介助などの身体介護の介助を行う2級、ヘルパー管理ができる1級があります。ホームヘルパーは老人保健施設や特別養護老人ホーム、療養型病院、デイサービスセンター、訪問介護事業所などさまざまな場所で活躍しています。また、知識や記述を生かして、ボランティア団体で活躍するヘルパーさんもいます。
要介護者に対し、生活上の援助を行う国家資格です。介護についての専門的な知識や技術を持ち、必要に応じて、介護者の能力の維持や回復の援助をしながら、自立への支援を行います。食事、入浴、着替えなどのサポート、掃除・洗濯などの家事援助、通院の付き添い、外出や送迎、緊急時の対応、要介護者の家族への助言など、幅広い業務をこなします。介護福祉士は、特別養護老人施設や介護老人施設、訪問看護やデイサービス施設、病院など、介護に関するいろいろな現場で活躍しています。介護福祉士になるには、高等学校卒業または同等以上の後、専門機関で2年以上専門教育を受け卒業するか、実務経験を3年以上行い、介護福祉士の国家試験を受け合格する必要があります。